一人でなやまないで

SSRIなどを使う

うつ病治療に用いられる薬

心や体に悪影響を及ぼすうつ病は、今や大きな社会問題となっています。有効なうつ病の治療法の一つに薬の服用による治療があります。これまで最も多く用いられてきた薬はSSRIと呼ばれるものです。SSRIは、精神を安定させる効果のある脳内物質セロトニンの再取り込みを阻害することによって、セロトニン濃度を高く保つ効果があります。 SSRIには吐き気や眠気などの副作用が現れる場合がありますので、状況に応じて主治医に相談することが必要です。また、薬の服用を中断すると症状が悪化することもありますので注意が必要です。 セロトニンは太陽の光を浴びたり運動をすることによって合成されることがわかっており、薬の規則正しい服用と合わせてこれらのことを行うことが、うつ病治療には効果的です。

今後求められる有効な方法は

うつ病の治療薬においては、セロトニンと同じく神経伝達物質であるドパミンに作用する薬の有効性が海外において認められています。ドパミン作動薬はパーキンソン病などの治療に用いられてきましたが、うつ病にも有効であることがわかっていますので、今後日本でも承認されることが期待されます。 また、近年では運動療法がうつ病の治療に非常に有効であると言われており、薬の服用よりも効果的であるとことも研究結果より明らかになっています。ウォーキングなどの軽度の有酸素運動であれば気軽に始めることができ、薬に比べ費用もかからないのであまり負担になりません。副作用などの心配もなく、運動によって睡眠の質の改善も期待できますので医師からも推奨されています。 運動はうつ病の予防にもなりますので、これからも積極的に生活に取り入れていくことが望まれます。